『もしもし神様、聞こえていますか?』
tokumei-kibou
『もしもし神様、聞こえていますか?』
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朗読です。
匿名希望さんの文はほんとうに心に刺さる。失恋した今、なんだか、この言葉に救われています。
『もしもし神様、聞こえていますか?』
もしもし神様、聞こえていますか?
今日、少女が屋上から飛び降りて死にました。
誰かの明日は、成功率四パーセントの手術日です。
「僕はもうこの世界に必要ない。」
そんなことを平気で話す子供がいることを知りました。
ねぇ、私のこの声は、一体どこまで届いていますか?
私の目の前で泣いた彼女の悲鳴は、一体どこまで響いていますか?
正しさも、嘘も、優しさも、怒りも、愛も、
全部どうでもいいのかも知れません。
本当は、生きているだけで幸せなのかも知れません。
でも、誰も教えてくれないから、みんなわからなくて、怖くて、自信がなくて、
今日も夜を超えることができるのか不安です。
もしもし神様、最低な世界で生きる私達も最低ですか?
何かを変える力もないくせに、こんなことを話す私は死んだ方がいいですか?
どうして何も言ってくれないのですか?
あなたが作った世界は、とても生きづらいです。
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