【たった一人世界に残されて】一人声劇台本

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【たった一人世界に残されて】一人声劇台本 ⚠️注意・コラボした後のサウンドに台本をコピペするのは禁止。 〈セリフ〉 世界を救った勇者に待っていたのは絶望でした 大地に降り注いだ屍人（しびと）の呪い 呪いに犯された人間は生ける屍（しかばね）となり、生きた人間を喰らっては数を増やす 魔王を倒せば消えるはずだと信じて そうなることでこの戦いにも意味があるのだと思い必死に戦いました しかし現実は違いました 呪いが解けることはなく屍人の数は日に日に増えていくばかり もういくつ斬ったのかさえ分からない すでに満身創痍（まんしんそうい）でありながらも剣を振るい、それでもなお戦い続ける 誰の為に？ 何の為に？ たとえ誰も待っていないとしても戦うのか？ その問（とい）に答えはきっとなく ただ戦うしかない それが勇者の為すべきことだから そして戦い続けた勇者は気がつきました 屍人の呪いが己の肉体を蝕（むしば）みはじめていたことを 薄れゆく意識の中、襲いかかる敵を前に最後に斬ったのは勇者自身でした 屍人として生きることよりも人として死ぬことを選んだのです たった一人世界に残されて 《おしまい》 ｢あとがき｣ 朝目が覚めた時にセリフの最初にある『世界を救った勇者に待っていたのは絶望でした』という言葉が浮かんできました。 朝からえらい重たいなと思いましたが、せっかくだし台本にしようと考えて書いてみました。 最近ドラクエをしているのが影響したのかもしれません。 毎回台本の落ちというか締めのセリフに悩みます。 今回はタイトルをそのまま持ってきました。これが1番しっくりきたのでいいかなと思います。 使用の際の拍手・コメントは不要。 コラボした後のサウンドに台本をコピペするのは禁止。 曲名・"鬱積"original piano 演奏者・yua様 #ピアノインスト #即興 #激しめ #オリジナル #BGM #original #piano #yua