【朗読声劇】かなしみのなみにおぼれる【台本】
朗読者様『お名前』
【朗読声劇】かなしみのなみにおぼれる【台本】
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初の声劇台本というものを書いてみました。
Neru様の『かなしみのなみにおぼれる』という曲を用いて、自分の中での解釈、またネット上でのいろいろな方の解釈を合わせて作りました。
良かったらコラボしてくださると嬉しいです。
途中カット、アレンジなどご自由にどうぞ。
▪️▫️台本▫️▪️
手足それぞれ2本ずつ…それだけしかない僕が愛せるものはごくわずか。
愛するべき人が増えたならば、その分他の誰かへの愛は捨てなければならない。
でもみんなを沢山愛したい…愛を捨てることなんてできない…
だから幼い僕は、こんな不器用な自分を愛するのをやめた。
自分の人生を捧げて、愛を人に与えよう。
見返りなんてあるはずがない…だけど、それ以上に自分の存在価値を見つけられずに溺れていく。
こんなことをする僕の心の傷は重症みたいだけど、僕が捧げたものは返ってこないから治ることはない。
やがて傷だらけの自分にもとうとう限界が来て、「僕」は壊れてしまった。
ある日、僕の好きなあの子はいじめにあっていた。
"僕が好きだ"という理由でらしい。
そうだよな……僕は狂った生き方をしてるから。
捨てたものが多すぎて、世間的にも外れすぎてしまったみたいだ。
ははっ(乾いた笑い声)………僕はもう…愛されることも愛することも許されないのか………
"自分"からも他人からも捨てられた僕は…かなしみのなみにおぼれていく。
コメント
3件
- 雨宮るきお借りさせていただきました!とても素敵な台本読まさせていただきありがとうございます。
- ヴェルお借りしました!
- カナト*お借りします!