【梅雨仕舞い】声劇台本
梅雨乃様()炎夏様()
【梅雨仕舞い】声劇台本
- 263
- 23
- 34
【梅雨仕舞い】声劇台本
「登場人物」
梅雨乃様(妾か余)
炎夏様(私)
⚠️注意・コラボした後のサウンドに台本をコピペするのは禁止。
〈セリフ〉
(梅雨)
暑い、あまりにも暑すぎる
こんな肝心な時にあやつはおらぬし
ここは妾/余のセクシショーをやるしか
(炎夏)
やめておけ、水無月が失神する
(梅雨)
誰じゃ!?
(炎夏)
私だよ
(梅雨)
その声は炎夏(えんか)か
(炎夏)
久しいな梅雨乃(つゆの)、暑そうだな
(梅雨)
誰のせいでこうなっておると
(炎夏)
そう睨(にら)むな
(梅雨)
で、妾/余に何用じゃ?
(炎夏)
暑さで弱ったお前を見に来ただけだが
(梅雨)
ならもう帰ってよいぞ
(炎夏)
冗談だ、本当はお前に話があって来た
(梅雨)
まさかお前、妾/余に求婚を
(炎夏)
そんな浮かれた話ではない
(梅雨)
はぁ、お前もノリが悪いのう
(炎夏)
もう気づいているのだろう?
(梅雨)
はて、なんのことか
(炎夏)
とぼけるな!お前の依り代(カラダ)はそう長くはない
それなのになぜ水無月を喰わぬ!
(梅雨)
やめろ、それ以上ふざけたことを吐(ぬ)かすならお前とて容赦はせぬぞ!
(炎夏)
なぜだ、まさか消えるつもりか
(梅雨)
先代との約束じゃからな
(炎夏)
お前はそんなくだらぬ約束など守らずとも
(梅雨)
それだけが理由ではない、神喰の儀を行うたびに神力(しんりょく)が薄れているのじゃ
(炎夏)
それはつまり
(梅雨)
うむ、どのみち消滅は免(まぬが)れぬらしい
(炎夏)
そう、か
(梅雨)
そう悲しい顔をするな
(炎夏)
すまない、私はお前が心配で
(梅雨)
ふふっ、優しいのは相変わらずじゃのう
《おしまい》
[梅雨始めと仕舞いの設定]
梅雨乃様は梅雨を司る神様
水無月は梅雨乃様の世話係
先代水無月は現在の水無月とは赤の他人
炎夏は神様の一人で梅雨乃様とは旧知の仲
梅雨乃様は特別な存在で依り代となる容れ物が必要
しかし依り代は少しづつ朽ちる
そのためには数十年に一度喰らわねばならない
神喰の儀と呼ばれる
依り代となるのは水無月と呼ばれる者たち
次の水無月を指名するのは先代の水無月
新旧お互いに面識はない、指名後も会うことはない
おまけ
【アフターストーリー】
帰宅した水無月はいつも通り主人の部屋に向かう
扉を開けるとそこには消えゆく梅雨乃とそれを見守る炎夏の姿があった
目の前の状況がすぐには理解できず、取り乱す水無月
普段冷静な世話係が取り乱す姿に何も言わずただ微笑する主は、
『お前のそんな姿を見ることができてよかった』とからかう
梅雨乃は消える直前、水無月にある言葉を伝える
『お前はこれで自由の身じゃ。生贄になることもない、好きに生きよ』
その後、梅雨乃は消滅、そこには着ていた衣服だけが残された
水無月は炎夏に問い糺す
消えた主人について自分が知らないこと、隠されていたすべてを教えろと
そして、水無月は梅雨乃を存命させる生贄であり喰らわれるための存在であることを知る
しかし、神喰の儀は二人の存在により防がれたのである
先代の水無月と梅雨乃が交わした約束によって
『あとがき』
梅雨始めのその後のお話。
書きたいなと思ったら色々浮かんだので詰め込みました。
梅雨始めはこれでお終いです。
後付けでしたが色々と設定が浮かんで書いている時がとても楽しかったです。
使用の際の拍手・コメントは不要。
コラボした後のサウンドに台本をコピペするのは禁止。
曲名・Arrange Piano BGM (下弦の月)
演奏者・シュリ様
コメント
34件
- 御影
- ねこねこ雨音さんのところで炎夏をやらせていただきました。 炎夏の気持ちを自分なりに表現してみました。 素敵な台本ありがとうございました
- 御影ありがとうございますm(_ _)m 聴きに伺いますね!
- 御影ありがとうございます!
- 御影気にいってもらえて何よりです! こちらこそありがとうございましたm(_ _)m
- 御影
- クロコ南可奈さんの演技で遊ばさせてもらいました。御影さん、ありがとうございました。
- 御影
- シオリコラボ先でお借りします! アフターストーリーまで素敵で✨ 出会えて良かったです(*´∀`)♪
- 御影ありがとうございますm(_ _)m
- 御影
- すみー 低浮上夜分遅くに失礼致します! コラボさせていただきました!前回と同じく、ありがとうございました!楽しくやらせていただきました!
- 御影
- のぽ
- 御影
- のぽもっと評価されていい声劇なのに‥!! コラボ失礼しました∩^ω^∩
- 御影
- イッテツコラボ先にてお借りしました✨
- 御影ありがとうございます! わかりました、じっくりと聴かせていただきますね。
- 御影