【声劇台本】さよならのかわりに
演者様のお名前「」×『』
この記憶だけは 残しておいてください どうしても 消さないでください __________________ (01:26〜) 「あの……っはじめまして!」 『……はじめまして、?』 「いきなりすみません。 病室から見える海 綺麗ですよね。」 『分かります。 俺のここでの 唯一の楽しみなんです。』 〇君の記憶は 海に流したはずだった 『俺、なんでか貴方のこと ずっと前から知っている気がするんです』 「…ふふ、口説いてるんですか?」 『ちが、茶化さないでくださいよ!』 (音が遠くなってから) 「君を消したはずだった 全て」 『君は消えたはずだった 全て』 (音楽が変わってから) 『実は、退院が決まったんです、けど 俺 どうしても』 「(強引に遮って) どうしてそんな顔なさるんです? 良かったじゃないですか! 快復、おめでとうございます。 …さよなら!」 ●君が涙を海に捨てた所を覚えていたよ 『…はじめまして じゃねーじゃん』 「ど、して」 『ごめん…ごめんな、でも!』 それでもまだ覚えてる!……っ、なぁ!』 〇君と出会うことなんて簡単だった ●君と恋することなんて簡単だった ◑君を愛することなんて簡単だった 〇だからね 君と離れることだって簡単だった ◑ さよならのかわりに記憶を消した 「 忘れ、ないで」 ……………………………………………… 〇 「」が女性、●『』が男性、 ◑が二人同時読み です。 使用音源 DOVA-SYNDROME 様 音楽の卵 様 … 植田真梨恵様の同名の曲より イメージを頂きました。 だいぶ歌詞お借りしてます(土下座) 何か問題があったら消します。 ひとつの曲で世界が完成されすぎていて! もともと彼女の声も感性も大好きで わたしの憧れでした。 いつか書きたいなぁ、書きたいなぁ、と 思っていたんですが、書けました(?) 90秒に収めるにはわたしの技量不足で なんだかどシリアスになってしまったんですが、 原曲様はもっとゆったりとした 優しくて穏やかで切ない、暖かい曲です。 たくさん詰め込んだので 台詞は削るなり被せるなり増やすなり(?) 読みやすいように調整してください。 性別、口調などの改変はご自由に。 #卯木の台本