声劇台本「アニメ予告風」【涙】

一樹（そう）×梨花（）

素敵な台本お借りしました！ 一緒に演じて下さい ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ ◇梨花（りか） ▲一樹（いつき） ◇冷たく、何度名前を呼んでもこたえてくれない貴方の身体を、私はそっと……抱きしめた……。 ▲やぁ、いらっしゃい。また来てくれたんだね？ ◇……はい。具合の方はどうですか？ ▲あぁ……。いつもと変わらないかな ▲秋になると、紅葉がとても綺麗だろう？僕は赤が好きなんだ。梨花（りか）は何色が好き？ ◇私は黄色が好きです ◇（彼の病室の前を通る度、いつも不安になる……。どうして、一人で泣くの？私の前では笑ってるくせに……) ▲梨花……僕の頼みを、一つ……聞いてくれるかぃ？ ◇（聞きたくないっ） ▲もうすぐ、僕は…… ◇（聞きたくない！！） ▲だから君に、僕の最期を……見届けてほしいんだ…… ◇一樹（いつき）さんっ、私……まだ貴方と一緒に居たいですっ！だからっ、無理に……笑わないで……！ ▲梨花…… ◇【涙】9月6日深夜2時より放送開始 ▲ずっと傍にいてくれて、ありがとう。 ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ ▲一樹 25歳 家族と旅行中交通事故に遭い、妻と娘は即死。自分だけは生き残るが、体と心に深い傷を負った。そんな時に梨花に声をかけられる。今まで傷ついていた心が、少しずつ癒されていたが、2人の事を思い出すといつも一人で泣いていた。精神的にも肉体的にも限界がきていた一樹の体は、病に侵されてしまう。 ◇梨花 18歳 足を骨折した祖父のお見舞いに来ていた。祖父の隣の病室には一樹がいて、少し扉の開いた病室を覗くと彼は泣いていた。一人で声も出さずに泣く一樹の姿に胸を痛め、梨花は勇気を振り絞って声をかける。それからは、祖父の見舞いにくる度に、一樹の病室にも通うようになった。 #声劇 #台本 #掛け合い #声劇台本 #アニメ予告風 #はちみつ台本