枯渇
業 オリジナル
枯渇
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みんな居なくなってもう、
久しぶりに歌ってちょっと、
上手くなったねって、
言われたのは個性が、
消えかかった証拠なんだろう。
絞り出したありがとう。
吐き出すその言葉と、
裏腹に、過去がどうだったかを
暗示させるこの場のflow。
結局才能はなかったもんな。
あったからってどうって事ぁ無いけどな。
迷言吐いた姓名判断のおっさん曰く
僕ぁ努力をゼロにする天才らしい。
本当らしい。見てみろよ、
僕の歌で誰が泣いた?
21g 倍 0 、is me
呆れて枯れた涙の泉。
気付かぬ間に増していた歪み。
価値なんて無ぇよこんな歌に。
君の出した声に私は惚れていました。
それは確か、けれど可視化したら
この歌詞は、ただの愚痴か、何か。
在った筈の価値が、サラリ手の中、
崩れて行くのが分かった。
君の出した声に私は惚れていました。
それは確か。
コメント
1件
- ねこ才能が無くても 才能が無いからやるんだ それで「いいね!」って言われたら 才能の無い私達の勝ち。 WINだ