パズル
鳴狐
パズル
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いつからか僕ら手を解いて
喋る言葉もなくしたんだ
向かいに座る君の顔を見つめて
ただ気付かないふりをしたんだ
その目に宿る光の意味が
まだわからない間抜けな僕は
去って行く君の背中に
何も言わず 背を向けた
パズルのようにバラバラな「アイ」繋いで
おかしいなハマらないよ 一つだって……
寂しさで汚した心を
真っ白な光に染めたくて
漆黒だけが残るこの闇で
そっと想うよ君の優しさを
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