錯蒼
ぬゆり
錯蒼
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むずかし
正解なんて無い 縮こまってしまったような答えを
見失っていく 恥ずかしい言葉も声に倣って
「貴方にだって、秘密なんて一つはあるでしょう」と
勘ぐった正体は 揺れる視界の奥底に消えた
拗らせたまんまの不安の種が誇張して
憐れみを汲み取って最低な日々に唾を吐いた
退屈を重ねた恋も痛みも奪い合って
ゆらゆらゆらぐ昨日を
触らないで 僕らの魔法は途切れてしまっていたんだ
幾千の声も 許せなくなって
笑ってよ 声も出ない程に爛れた胸を引っ掻いて
共鳴はもう要らない
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