【一人朗読】聡い王女様の話【御伽噺ノ壱】
演者:あなたの名前∥台本:骸城キール∥BGM:レーニャ
【一人朗読】聡い王女様の話【御伽噺ノ壱】
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「昔々の其の昔…。
御伽噺の、始まり始まり~……」
#シナリオ屋カラノ御届ケ物
#朗読台本
#アドリブ歓迎
#コラボ待ち
#拍手返す
#コメント返す
[以下台本]
遠い、遠い昔のことです。
ある砂漠の国に、
とても聡い王女がおりました。
王女はいつも民のために知恵を絞り、
民もまた王女を慕っておりました。
陽射しの強い日、
王女は重い病に倒れました。
民は王女の病気を治そうと
様々な方法を試しましたが、
どれも上手くはゆきませんでした。
すると、聡い王女は突然こう言いました。
「このまま放っておいて良い。
私を贄(にえ)に、神々に
雨を降らせていただくのだ。」と。
暫くして、王女は息を引き取りました。
辺りには、静かに雨が降り始めました。
雨のおかげで、砂漠の国は
緑溢れる国になりました。
民は、王女のために涙を流しました。
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- may.読ませていただきました