冷めた温もりにさようなら
葉月
冷めた温もりにさようなら
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書き師仲間と同じテーマで書きました。
私の作品はあえて音を付けていません。
音という先入観さえ、取り払いたかったからです。
この作品をよんで、あなたがどう思うかはわかりません。
ですが、あなたの声で、この作品に魂を宿してもらえたらと思っております。
真面目に書きました。
笑いなんてありません。
あなたの声で、感性で、奏でてください。
間のとり方や、無言が続いても構いません。
どうぞ、この作品をよろしくお願いします。
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自分の姿を知らない、何処にいるのかもわからない……。
いつも暗闇の中、独り……泣いている。
蓋をされた狭い場所。
私はただ、そこに居る。
1日に数回、たった数回。
ご主人様は、私と会う。
その時だけ、私の部屋に灯りが灯る。
とても暖かく、優しい光。
優しく、触れてくれる……。
ご主人様が、私を必要としてくれる時。
でも……
私はなんのために、産まれてきたんだろう……
最後は、いつも棄てられる。
まるで、消耗品みたいに……
用済みだと……
ダメなところがあったら、言って下さい……
頑張って、直します……だから、どうか私を必要として……そばに居させてください。
「拝啓、次のご主人様。
どうか私を、棄てないで……
あなただけの、便 座 カバーより」
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少しずれてるのはきっと、便座カバーが横にずれていたのでしょう……(´;ω;`)
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