第6話
もしもシンデレラが掃除娘だったら?!
第6話
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第6話
王「またしてもシンデレラに逃げられた…!何とかして落とす方法はないだろうか…」
ル「王子、思案中のところ申し訳ありません。王子に客人がいらっしゃるようですが」
王「来客…?そんな予定はなかったはずだが。まぁ良い。通せ」
タリア(以下:タ)「王子様、お会いできるのを心待ちにしておりました」
王「誰だ?まずは名を名乗れ」
タ「たいへん失礼いたしました。私はタリアと申します。
あの舞踏会の夜のこと、お忘れでしょうか?」
王「舞踏会…だと。まさか」
タ「はい。私があの舞踏会の夜踊った相手でございます」
王「まさか。あのガラスの靴の持ち主はシンデレラではなかったのか」
タ「シンデレラ…?」
バ「おっかしーっスねぇ。落としていったガラスの靴は舞踏会の次の日に街中の女性にはかせて、ぴったりだったのはシンデレラちゃんだけのはずだけどー」
タ「ぴったりだった…?
いえ、あの夜落としていったガラスの靴は私のものでございます。その証拠にもう片方のガラスの靴は…こちらに」
王「なんだと。おい、城に保管してあるガラスの靴を持って参れ」
ル「かしこまりました。少々お待ちください」
#もしシン
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