【掛け合い声劇】或る夏の日の向日葵畑
雪奈*/名前 唯輝*/名前 台本*/蛍火。音源*/Kris
【掛け合い声劇】或る夏の日の向日葵畑
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或る夏の日、少女と少年は出逢った。
雪奈(ゆきな)⇒「」
唯輝(ただき)⇒『』
【】は僕が言っています。
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「唯輝、今日は何をする?」
『すぐ近くに、向日葵畑があるだろ? そこに行こうぜ』
「うん!」
『わぁ…俺、ここ来るの初めて…!』
「そうなの?」
『うん。すげーな、ここ。まるで迷路だ』
「見て見てー! 私よりも背が高いよ!」
『それは雪奈の身長が低いだけだろ。笑』
「うるさいな! 唯輝が無駄に高いんだよ!」
『無駄って言うなよ!』
「…私ね、小さいときに母親が出ていって、それっきりで。それからずっと、お父さんと二人で暮らしてるの」
~00:45)
【雪奈ちゃんどうしたの? こんなところに一人で】
「…………え?」
《おっこちていた》から)
『ごめん! 俺、どうしても一人は嫌だったんだ。せめて四十九日が終わる明日までは、まだこの世界にいたかったんだ……!』
「私……唯輝に逢えてよかった!!」
『雪奈のこと…好きだー!!!』
「私の方が、大好きなんだから……」
《またきっと》の後)
「バカ…………っ」
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設定(ネタバレ含む)
*/【】の人は、雪奈の面倒を見てる隣人の女子高生、って感じです。
*/雪奈と唯輝は小学生くらいですかね。小六か、中一か、ってところです。
*/お気付きかと思いますが、唯輝はすでに死んでいて、幽霊なんです(曲に感化され過ぎているぞ作者よ←)。雪奈にしか見えない。死因は親の虐待じゃないかと(だから親のところに行かなかった、みたいな)。
*/向日葵畑に深い意味はありません。夏の象徴ですね。季節真逆ですが((
#蛍火台本 #声劇台本 #コラボ声劇
コメント
1件
- つーし遅くなってしまいましたが読ませて頂きました‼︎