【二人声劇】騎士は守るもののために戦う
「◯◯」×『◯◯』(台本:律)
【二人声劇】騎士は守るもののために戦う
- 59
- 0
- 0
せっかくなので台本も投稿してみようかなと思います。記念すべき1本目は大好きなファンタジー系の作品です。
■登場人物(◯◯にお名前をどうぞ)
「グラン」(演者:◯◯)…小さな騎士団国の王。共に戦ってきたリーツェルの勇気に惹かれつつも無理をしてほしくないと思っている。
『リーツェル』(演者:◯◯)…気丈で勇敢なグランの恋人。国唯一の女性騎士で、グランの計らいにより比較的安全な街の見回りを行っている。
✁✃✄✁✃✄✁✃✄✁✃✄✁✃✄✁✃✄✁✃
『あ、おかえりなさい!』
「ただい、ま…………ね、ねぇその傷」
『ああ、街に魔物が降りてきちゃってちょっとね。街の人には怪我はなかったよ!』
「…………ごめん」
『え……急にどうしたの?』
「君は、女の子なのに。戦うことを、傷つくことを当たり前にしてしまって」
『仕方ないよ。それにグランの力になれてるってことが、私とっても嬉しいんだ』
「……ごめんね」
『だからグランの所為じゃないって、ほら顔上げて?』
「君を守ることくらいできたはずなのに……僕は」
『……私ひとりなんかより、もっと大きなものを背負ってるんだもの。私はこの国が大好きよ。だから貴方が愛したこの国を、大好きな貴方に守ってほしいの』
「……僕は君を愛してる」
『だったら国ごと私を救ってみせてよ。貴方にならできるわ』
「……ああ、約束しよう。愛する君を守るために、愛するこの国を救ってみせると」
『うん。それでこそ私の大好きなグランだ』
✁✃✄✁✃✄✁✃✄✁✃✄✁✃✄✁✃✄✁✃
隣国へと会議に出ていたグランが城へ帰ると傷だらけのリーツェルの姿があった。民を守るために怪我をすることなどさも当たり前であるかのようなリーツェルの口調に、小国ゆえに女性を騎士にしておかざるをえない状況に憤りを感じたり、健気なリーツェルをひどく痛ましく思っているグラン。そんなグランの気持ちを汲んで励ますリーツェル。この2人の会話です。
名前の変更や性別転換、それに伴うセリフの細部変更などは原型が残る程度でしたらしていただいて構いません。アドリブ、セリフの追加もOKです。
#台本 #セリフ #2人声劇 #声劇台本 #掛け合い #ファンタジー
#せりBGM → 素敵なBGMをお借りしました。
コメント
まだコメントがありません