“ 悲しみに満ち満ちた不揃いな造花で花束を “
朽ちゆく心に讃美の歌を礼讃の声を死に花に泪を
音源お借りしました、ありがとうございました。
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暖炉の炎が煌々と霞む自意識を照らしだして
絵の具はやがて泥に変わり、それでも眩暈、美しく
各自の愚劣をぶら下げた、狂いに狂った蒙昧どもの
批評家気取りの値踏みの目、ここに価値あるものはないさ
誰も見たこともない景色を誰にも見せることなく描いた
朽ちゆく心に讃美の歌を礼讃の声を死に花に泪を
群青に染まりゆく箱庭に咲くはとりどりの
悲しみに満ち満ちた不揃いな造花で花束を
痩せぎすに瞬いた新月を食むは白鯨の
遊波が凪いだ街、その暗がりに色を塗るよ
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