【声劇】始まりのアンドロイド

cv.◯◯・◯◯ 音楽/Яцbу

Яцbуさんの音源 「Angel Fish」をお借りしました。 楽曲を聴いて サイバーパンクな世界観をイメージしたので 近未来っぽい本を書いてみました。 男性2人の掛け合いにはなっていますが、 女性が演じたり、 口調をアレンジしたりしていただいても 全然問題ないです。 冒頭がセリフだけだと ちょっとわかりにくいかも知れないですが、 男1がアンドロイドの淹れたコーヒーを 受け取ったところからスタートします。 #BGM #EDM #フリーBGM #GarageBand #Яцbу ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 男1「ありがとう、 戻っていいよ。 男2「機械人形の淹れたコーヒーなんて よく飲めるね。 どうかしてるよ。 男1「今時、レトロなコーヒーメーカーなんて物に 御目にかかれるのは君の部屋くらいだよ。 男2「コーヒーってのは 人が手間ひまかけるから美味いんだよ。 錆びと機械オイルの匂いがする コーヒーなんて死んでも飲みたくないね。 男1「突っかかるなよ。 アンドロイドは僕たちにとって 無くてはならないパートナーだ。 男2「無くてはならない…ね。 男1「君とコーヒーの嗜好について 語り合うのも悪くないが 仕事の話もしようじゃないか。 男2「こいつは…。 男1「ロボット工学の権威。 アンドロイドの父…なんて 大層な呼ばれ方もしているね。 彼が今回の依頼者だ。 男2「情緒も風情も無ぇ高尚なオモチャをお造りになった お偉い先生がなんのご用だって？ 男1「彼が手掛けた最初のAI、 始まりのアンドロイド「イヴ」の事は 知っているかい？ 男2「街頭ビジョンにネットニュース。 嫌でも目に入るんだ。 知らない方がどうかしてる。 先生の大切な「娘」なんだろ？ 男1「なら話は早いな。 今回の依頼は「彼女の破壊」だ。