【和風台本】二人静【一人声劇】
演者【ちあ】 ★ピアノ【レーニャ】
【和風台本】二人静【一人声劇】
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以前初声劇としてポムたんとやったが今回はもっと初の1人声劇!
前の漫才よりはやりやすかったけど、感情とかもうちょっと込めれば良かったかな、、、?
こ、これから頑張ります!笑
最近皆さんの声劇聴くのにハマっちゃいまして…( ゚艸゚;)
だから是非私の僕の聴いて!って人はコメントで教えてください(笑)飛んでいきます(`・ω・)ゞ
【台本】
枝垂れ(しだれ)緑は乙女の御髪(みぐし)
右へ左へ揺蕩う(たゆたう)様は
亡き者の、手招く仕草にも見えようと
柳には、女の霊(れい)が宿る
その言葉を信じてか
何時(いつ)しか人は、我を厭う(いとう)ようになった
元より人は好かぬが
絵描きの類(たぐい)は、より好かぬ
其方(そなた)らは、真(まこと)を描かぬではないか
名立て(なだて)ばかりに気を取られ
時に、己の目をも欺き(あざむき)……
だが
然様(さよう)な生き様は、憐れ(あわれ)とも言えよう
陰(いん)と陽(よう)とが、惹かれ(ひかれ)合うように
女と柳が、共に在るように
其方らと人の目は、切っても切れぬ
それはまるで、二人静(ふたりしずか)の舞うが如く(ごとく)
もし、理(ことわり)を断つ道が在るならば
其方は一人で往く(ゆく)が良い(よい)
両の足を持たぬ柳は
また此処(ここ)で、揺蕩うのみだ
〜解説〜
柳(陽木)の下に女の霊(陰)という図は有名ですね。しかし、それは陰と陽の調和を取る為に考えられた、絵描き達の産物でした。縁起の良い絵として、世間に流行ったからです。(江戸時代)
タイトル「二人静」は日本の伝統色かつ花の名前でもあり、そのルーツは能の演目から来ています(静御前が、菜摘みの娘に取り憑くお話)。花言葉は、「いつまでも一緒に」。陰と陽とは、この言葉のように、常に共にあります。
この台詞は、柳がある絵描きに送った言葉。
離れられない存在として「絵描きと人の評判」を挙げ、憐れむ心。そして、風に揺れるだけの自分とは違い、己の意志で変われる人を、羨む心を語っています。
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