【声劇】最後の姫
朗読してくれた 素敵なあなたの名前
【声劇】最後の姫
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-嘘でも、貴方を愛していました。-
↓台本
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昔々、大きくて広いお城に
1人のお姫様がいました。
身体中に沢山のアクセサリーをつけ
沢山の人に愛でられました。
しかし、人の出入りはあっても
そこにお姫様以外の人は
住んではいませんでした。
その日、その時間、
お姫様の心を一瞬にして
持っていった男が現れました。
男は、よく笑い、よく話を
聞かせてくれました。
旅の話。本の話。絵の話。兄妹の話。
お姫様は、その時間が
楽しくて楽しくて、子供のように
目を輝かせ、はしゃぎまくったのです。
しかし、夢の時間というのは
短く切ない物です。
ある日から、
男は足を踏み入れなくなりました。
お姫様は、悲しくなり
孤独を埋めようと
男の言った話を、一語一句間違わずに
繰り返し話し続けるのです。
お姫様の声が枯れた頃、
男は現れました。
男は、素敵な場所に連れて行ってあげる。
と言い、手を引きました。
そこは、民の声が聞こえる十字架の前。
最期に、お姫様は男に言います。
ありがとう。嘘でも、良かったのです。
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↓内容
元絶対王政の国。
王は民を苦しめる最悪だと言われていました
そこで、民は革命を起こし、王を殺しました。
しかし、王の一人娘を殺すかどうか迷った果てに、
答えがでるまで、牢屋に閉じ込めました。
そして、殺すと決めた民は
姫を十字架の前で切り落とします。
姫…王の娘
男…姫の元婚約者(姫の命をとる代わりに助かる)
お城…牢屋
アクセサリー…枷・鎖
愛でられる…悪口
借りる際は拍手👏&コメント
お願いします
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コメント
3件
- めー子。おかりします。最高でした。
- 髪の毛サブ垢お借りします!素敵すぎます。切なくもありますが
- じるこにあお借りしました!(*・ω・)*_ _))ペコリン