自作声劇 ─ I will

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自作自演してみました。 小説を書くのが趣味です👴 親友に裏切られたという悲しい過去をもつ男の子の話です。 友達を無くしていく男の子の悲痛な声と 日々を恨む様子を前半にいれ、 後半場面で男の子の中で揺れ動く感情たちの囁きをえがきました。 最後、男の子は自分の失敗に気づきます。 過去に嘘で傷ついた心を、嘘で埋めてしまった…自分は残酷な人間だと。 本文⏬ 朝が死んだ。当たり前だ。 夜が微笑む…感情のない、 能面のような日々を締めくくる準備か。 欲しい…欲しい…いや、くれるはずさ。 もうすぐ神様が運んでくるから。 でも…来ないや。 この世が全て嘘で出来ているとしたら、 神様なんて居やしないはずだし……。 ……違う、全てが楽しさで溢れていると教えられてきた、 この日々自体が嘘だ。 生きてちゃ駄目だよ。 駄目だよ。 だめだよ。 何故そんなに自信をもっているの？ おかしいよ。 本当だよ。 だって君は、自分を不幸にした嘘を 好きになってしまったじゃないか。 そうだった。僕の人生を不幸にしていたのは、 嘘だったのに。 僕は嘘が 大好きじゃないか。