【一人声劇】寂しがり
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【一人声劇】寂しがり
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母親と喧嘩して、外の公園に飛び出してきた少女
暗くて怖いけど意地っ張りな少女はお母さんに迎えに来てもらうまでずっと待っていました
俯いて地面を蹴っているとふと顔を上げると、音も無く目の前に黒い何かがいました
・・・・・
良ければ雰囲気作りの為に溜息の前はそこそこ間を開けるのもいいと思います
この黒い何かは誰にも構ってもらえない寂しがり屋で、少女という話し相手が見つかったのがうれしいのでしょう
どうやら嬉しい時はどことなく早口になってしまうようでス。
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やぁやぁ、こんな暗い夜にどうして君は外にいるんだい?
家に帰りたくない!?
それはたまげたなぁ、でもこの時間じゃ変な人が出たってだれも助けてくれないよ?
..え?、俺が変人!?
何でだよォ別にそんな変人にみえないでしょぉ
ぁー...全身真っ黒だから?
はははっ、俺は君たち人間とは違うんだよぉ?
.........分かった!
君はそんなに帰りたクないんダね?
じゃあさ、俺の所においデよ!
..え?なんでって、君が独りぼっちダから
独りぼっちはいやだよぉ?
悩みを打ち明ける人がいナい!怒ってくれる人がイない遊んでくれるひとがいなイ!好きと言ってくれる人がイナイ!
いないことズくしなんダよぉ...
え。もう帰っちゃうノ?
もうちょっとハなそうヨ...
.....ぅぅ.....そっか、バイバイ。
ハァ....
いいネぇ、帰るイエにひトがいテ....
イイなぁ、うラやまシいなぁ...
サビシイナァ.....
ホシイナァ....
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寂しがり屋さんは、寂しくなりました
そして欲しくてたまらない寂しがり屋さんは少女のお家にいくことにキめマしタ
#一人声劇 #台本
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