☪︎クー両親編☪︎第5話《家族の願い》
☪︎Onec in a Blue Moon☪︎クー
☪︎クー両親編☪︎第5話《家族の願い》
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☪︎Onec in a Blue Moon☪︎
~Kuu's Parents memories~
クー✩そうあの昔話とおなじ。
本当にそうなのかどうかはわからない。霧が濃くなると必ずじぃさまが森の入口へ行き見張りをしているのは知っていた。
パパはじぃさまの見張りを避けて霧が濃くなる前日に華を見つけて霧が濃くなって森へ来たママに渡そうと思ったらしい。秘密だよ?いい子にして待ってるんだよ?と。パパは森へと行ってしまった。
儀式はひとりでやらなければならない。ママは僕を産んで10年…あまり丈夫ではなくなってしまった。もともと体が弱かったこともあった。人前では気丈に見せているが中身はボロボロだったのを僕もパパも知っていた。
これは賭けだった。今までの村長の中で女の人が幻の森の儀式を行った後に体調が戻り短命ではなくなった。という事があったらしい。それをじぃさまもパパも願っていた。
もちろん僕も。
今夜は月がとっても大きくて綺麗なんです♡
ついつい☪︎OBM☪︎を更新したくなりました☪︎
窓を開けると寒いですが…
みなさんも今夜お暇があれば♡
12月3日の素敵な満月を見上げて見てください☪︎
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