【声劇台本】貴族への嫌悪【創作】
台本季華 読み手 コラボ者様
【声劇台本】貴族への嫌悪【創作】
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#BGM #シリアス #切ない #悲しい #声劇 #長編台本 #台本季華 #創作 #ファンタジー #12の神と世界竜 #コラボ #アレンジ歓迎 #1人声劇
1人語りを挟んでいこう!と思い立ったので、つくってみました!
今回は蒼葉の過去話です(*ノωノ)
【台本】
物心がつく頃、貴族への嫌悪感を自覚し始めた。
俺はあの時、父上に連れられて夜会の会場にいた。
たくさんの貴族達が集まってきて、挨拶をしていくその中でも気になった言葉。
「殿下は我々の希望なのですぞ」
その時、俺は怖くなったのを覚えている。
それなのに決定的なものを聞いてしまったんだ。
「殿下と言えど、あんなガキに頭下げねばならぬとは…」
「我慢するのだ。殿下を我々の思い通りに動かす為には…な。さすれば、将来の地位も安泰よ」
己の地位の為?そんなものの為に、俺の意思を奪われようとしているのかっ!
馬鹿げてる、腐ってる!
父上は以前理想を語ってくれた。
俺はその理想を父上と共に形にしたいと思った。
身分差を無くし、国民と共に国をつくる。
そう決意した俺に、様々な出来事が降りかかったのはまた別の話。
コメント
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- キサナお借りしましたぁ!