阿古耶姫(あこや姫)伝説
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阿古耶姫(あこや姫)伝説
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山形県の民話 「阿古耶姫(あこや姫)伝説」
ガレバンの和太鼓と笛で曲を作ってから、朗読してみました♪
太鼓を指で叩くのも、強弱が難しいです。(そもそも実際の太鼓とかドラムをを叩いたことがないです😅)
メロディーは、なんとなく思いついた和風の感じで🎼.•*¨*•.¸¸♬🎶
💚演奏 https://nana-music.com/sounds/032a9198/
テキストは、90秒に収まるダイジェスト版を作りました❤︎
This is one of old Japanese tales ❤︎ love of a Princess(Akoya Hime) and a spirit of Pine tree...
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むかしむかし千歳山の麓に、阿古耶姫(あこや姫)という琴の上手な美しい姫がいました。
ある夜のこと、阿古耶姫(あこや姫)が琴を弾いていると、どこからか、琴の音に合わせてピーヒャララと笛の音が聞こえてきました。
庭を見ると月の光に照らされた一人の若者が立っており、名取太郎と名乗りました。
お互いに琴と笛を奏でて、二人はすっかり仲良くなりました。
ところがある晩、突然若者から、「実は私は、千歳山の老松なのです。明日、私は、洪水で流された名取川の橋の材として切り倒される事になり、もうここには来られなくなりました」と告げられました。
姫が老松の所へ行ってみると、
人々が切り倒そうとしていましたが、木はびくともしませんでした。
姫は松の木にそっと手をそえ、「たとえあなたが橋になっても、わたしはあなたのことを一生忘れません」と松の精に言いました。
すると、松の木は自ら倒れ、橋になったのです。
阿古耶姫(あこや姫)は、松の木の切り株のそばに寺を建て、亡くなるまでそこで弔い、暮らしました。
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(My Translation )This old Japanese tale is a legend of 1300 years ago. 「Akoya Hime or Akoya no Matsu」
The pine tree ,the temple(Banshoji)and the tomb of Akoya Hime exist in fact in Yamagata (North of Japan).
One night with sound of flute a young man appeared before Akoya Hime (Princess Akoya) playing Koto (※like harp) who was beautiful and lived at the foot of Chitose Mountain.
They fell in love playing each other flute and koto.
But one day he said « To tell you the truth I’m a spirit of old pine tree in Chitose Mountain. And I will be cut in order to be a bridge of Natori River because of flood damages.
So I can’t meet you anymore...
Akoya Hime went to see the old pine tree.
People were trying to cut and move it but the tree never moved. Akoya Hime touched gently to the tree and said 「I never forget you although you will be a bridge... 」And the tree was cut , moved and became a bridge. She founded a temple near by the stump of the pine tree and prayed for him all her life...
🥀阿古耶姫(あこや姫)伝説は、色々研究されていて、
分かっていることは、姫の建てた寺の名は「萬松寺」で山形県千歳山にあります。そこには、姫の墓があり、阿古耶の松は、今も寺で静かに枝を広げています。
阿古耶姫 は1300年程前の実在の人物とも言われています。
信夫(地名 しのぶ)群司の中納言藤原豊充の娘と伝えられていますが、はっきりしたことはわかりません。
🥀この「阿古耶の松」は、※平安時代から歌枕として詠まれてきました。
※ 「みちのくはひろき国ぞときくものを 阿古耶の松にさわる
月影」 (詠み人知らず)
「陸奥のあこやの松に木がくれて、出ずべき月の出やらぬ
かな」 (詠み人知らず)
(夫木和歌抄 ふぼくわかしょう・・・鎌倉時代に編纂)
🥀また「平家物語」にも出てきて歌人、藤原実方中将が阿古耶の松を見に行く話になっているので、すでに平安時代には松があったことがわかります。
🥀そして、西行も斉藤茂吉も明治天皇、※沢庵和尚などが萬松寺を訪れています。
※「千歳山千代もとかけてめでたきは 阿古耶の松に木がくれの月」
(沢庵和尚)
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コメント
11件
- belleべる 贝儿 🦄💛
- 幸村真田勉強になりました😌
- Jeffrey Goh
- belleべる 贝儿 🦄💛
- Jeffrey Goh
- belleべる 贝儿 🦄💛
- Jeffrey GohAwesome! Ended nicely! 👏👏👏👏👏🌹🌹🌹🌹🌹🥀🥀🥀🥀🥀🌻🌻🌻🌻🌺🌺🌺🌷🌷👍😃👌😊
- belleべる 贝儿 🦄💛
- ジャンガリー
- belleべる 贝儿 🦄💛
- ジャンガリーわーい、まんが日本昔話や~🎵