CM風声劇「馬酔木の巫女」
ゆい : 悠梨 悠真 : 悠梨
CM風声劇「馬酔木の巫女」
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試しに自分でやってみました!
下手ですが、是非タイミングの参考に…!
“私は、この力が好きだよ。
誰かの孤独を救えるこの力が、大好き。”
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登場人物
・ゆい
・悠真(ゆうま)
(鈴の音) 0:01 1:29
ゆい「大丈夫、もう、一人じゃないよ」
(曲入り) 0:06 1:24
ゆい「ねぇ、泣かないで。あなたの妹は、笑ってるわ」
悠真「…!なに、を」
ゆい「私には、人には見えないものが見えるの。血筋柄ね」
(草に触れる音) 0:19 1:11
悠真「これ…すずらん?」
ゆい「…男の人って、本当に花を知らないのね」
悠真「う、うるさいなあ」
(近寄る足音) 0:25 1:05
ゆい「これは馬酔木(あせび)。私たち屋代家(やしろけ)の象徴なの」
ゆい「巫女(みこ)に退魔や除霊の力は無いわ。あるのは、行き場を失くした魂と、自分の魂を結びつける力だけ」
悠真「その取り込んだ魂が、良くないものだったら…?」
ゆい「それは…そのときはね」
(走る靴音) 0:52 0:38
悠真「なんで…!なんで…もっと早く…!」
ゆい「大丈夫…私は、まだ、大丈夫」
悠真「待ってよ…まだ俺、君に何も…!!」
ゆい「私は、自分の業(ごう)を呪わない。運命を受け入れることも、時には必要なの」
悠真「君は、本当に一人じゃないのか…!!!」
ゆい「悠真…悠真…」
(足音が止まってから) 1:13 0:17
悠真「君を」
ゆい「私を」
(無音) 1:15 0:15
悠真「一人にするものか!!」
ゆい「一人にしないで!!」
(無音)
悠真「どんな所へもついて行くよ。だから、二人で旅をしよう」
(鈴の音) 1:22 0:08
ゆい「たれこめて 馬酔木さきゆく わかれ路」
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《ストーリー》
様々な理由で成仏できない魂を、契約によりその身に取り込み、自身の死後、共に天に送り届ける役目を担う屋代家。その家系で力を持つ女たちは「馬酔木の巫女」と呼ばれていた。背負える魂の数は巫女自身の持つ力によるが、多ければ多いほど強靭な体と精神力が求められる。
《登場人物》
・屋代 ゆい (やしろ ゆい) 17歳
巫女の一人。生まれつき非常に強い力を持ち、その若さで多くの魂をその身に宿している。6人姉妹の末妹。
・皆月 悠真 (みなつき ゆうま) 17歳
妹を亡くしてすぐに、不思議な力を持つ巫女、ゆいと出会う。
馬酔木の花言葉…「犠牲」「二人で旅をしよう」
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