シアーハートアタック
その①
シアーハートアタック
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0:00〜0:07
タイトルコール
康一
「シアーハートアタック その①」
0:07〜
クツ屋の主人
「フーム この『ボタン』がどうかしたの?」
承太郎
「いや...見覚えがないなら別にいいんだ... どんな服についてた『ボタン』なのか思い出せなくてね......」
クツ屋の主人
「ふ〜ん... ボーヤ『たべっ子どうぶつ』ひとつどお?ラクダは最後に食べるって決めてるからそれ以外なら何食べてもいいよ」
康一
「いえ...けっこうです」
クツ屋の主人
「でも見覚えが ないも なにもさ... その『ボタン』の服ならほら そこに
修理したばっかのヤツがあるよ
昨日まったく同じ『ボタン』を付け直してくれってお客さんあってさ」
康一
「えっ!?」
クツ屋の主人
「ほら 同じ『ボタン』でしょう....?」
康一
「承太郎さんッ!!」
承太郎
「やれやれだ... 見つけたぞ......康一くん.......」
クツ屋の主人
「見つけた?」
康一
「い...いえ そ...それより どんな客でしたか? 名前わかります?」
クツ屋の主人
「「名前」?そりゃあわかりますとも バカにしてんですか? 注文を受けたお客の名前は全て覚えてますよ それがお客に対する思いやりってやつです 何千何百人だろうとね!」
承太郎
「本当か.....」
康一
「やっやったァ!スゴイッ!な...なんて名前かおしえてもらえますか?」
(ちょっと間をあけて)
クツ屋の主人
「それよりも 服のえりのところに注文フダがついてましてね...もちろん覚えてますよ 何百人だろうとね...
見た方が早いかなーと思って...」
(BGMが変わります)
クツ屋の主人
「え〜と え〜とこの名字は..... 何て読むのかな...たしか...」
康一
「ど...どれですか....み...見せてください」
クツ屋の主人
「えーと えーと」
(クツ屋の持っているコップが割れる音)
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