声劇台本【特別な君】
時雨
声劇台本【特別な君】
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(。-ω-)------台本------(-ω-。)
君は、私の特別な人。
私たちの関係は世間で言う幼なじみ。
まるで兄弟のように暮らしてた。
楽しくて、君といると、世界が輝いて見えるの。
ある時気づいた。
私は君が、幼なじみとしてじゃなくて、一人の男の子として好きなんだってことに。
だからこの関係を私はどうしても憎んでしまう。
もし、幼なじみじゃなかったら、君は私のことをちゃんと見てくれたかなって…。
ただの幼なじみじゃなくて、一人の女の子として、好きになってくれたかなって。
今君の瞳には誰が写ってるの?
私には君の彼女に立候補することすら許されないの?
ねぇ、気づいてよ。
君のことを一番近くで見ていたのは、私だよ?
君の隣にずっといたのは、私。
笑う度に高鳴る鼓動。
私を見つめる真っ直ぐな眼差しに揺れる心。
ほら、名前を呼んでくれるだけで、こんなにドキドキする。
…ずっと独り占めしたいって思うのは、いけないことですか?
君の幼なじみからのお願い。
私を君の特別にして。
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