【声劇】魔法の授業と恋模様【ファンタジー風味】
◆○○×◇○○ 台本:コシヌケ
【声劇】魔法の授業と恋模様【ファンタジー風味】
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◆それでは、授業を始めよう。まずは復習だ。前回は何をしたか、覚えているな?
◇はい、お師匠様!
えっと、前回は、バケキノコのエキスを使った変身魔法を習いました。あのエキス、とっても美味しかったです!
お師匠様ぁ?今度あのエキスをお料理に使おうと思ってるんですけどぉ、食べてくれますか〜ぁ?
◆結構だ。君の料理は美味いが、バケキノコはマンドラゴラと相性が悪い。成分が反応を起こし、毒になってしまう。
◇げ、バレてる。
じゃあ、参考までに!
マンドラゴラと相性がいいのは何ですか?
マンドラゴラの効果を上げる方面で!
◆私がそんな事を教えると思うかい?
◇だって、お師匠様が手強いから……。
私決めてるんです。薬を使ってでもお師匠様を惚れさせてみせるって!
◆薬ではなく己を磨いて惚れさせなさい。
今日はヒカリゴケと精霊石を用いて、ウィルオウィスプの呼び出しと契約をしよう。
◇契約!すごく魔法使いっぽいですね!
私なんかにできるかな……
◆ははは、出来るさ。お前は私が唯一見込んだ弟子なんだからな。
◇お師匠様……っ!(曲停止中)
(曲再開後)
◇……もう、そういうこと言う時だけその顔になるの、ホンットに反則なんだから……
◆何か言ったか?
◇聞こえてる癖に!また私を馬鹿にしてー!
◆それでは、授業を続けるぞ。
◇もおー!!……―――
とある世界の山奥に、美しく偉大な魔法使いがいました。
魔法使いは行き倒れていた子供を拾い、弟子として、我が子として愛していました。
しかし弟子は師弟や親子の愛に留まりきらず、魔法使いに恋をしているようなのです。
魔法使いは困りました。嘆かわしい事に、満更でもないという気持ちがあるからです。
自分は今や永遠の時を生きる者。愛する弟子に永遠はやらないと決めている魔法使いは、なんとか諦めてもらおうと思いますが……
みたいな背景があるなんちゃってファンタジーです。
一応師匠は男性、弟子が女性のつもりで書いていますが、ご自由に転換して下さい。
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