【声劇】「蛍の声」第１話

あなたのお名前

派生台本第２回 ムジカさんイメージで作った物語です！ 第１話 星の降る日に君と出会った ここからがセリフです↓ 私は夜中ひとりで散歩するのが最近の日課だ。 日々の生活から一歩飛び出して、家の近くにある海岸線をトコトコとゆったり歩く。 すると、昼間の喧騒に紛れて見えてこなかったものが見えてくるんだ… ただ今夜出会ったのはものではなく、防波堤にひとり佇む男性の姿だった。 パッと見ると見逃してしまいそうな黒い服装とシルクハット。 印象的だが、どこか奇怪で不気味に思える。ただじっと仄暗い水面を眺め、ふと灯台に目を向ける。 「お嬢さんこんな夜更けにひとり、私に何か御用かな？」 目線はそのままに突然声を掛けられ、彼の背後にいた私は体が仰け反ってしまった。 「いや、すまない…驚かせるつもりはなかったんだが、車道から見ていた君が私のほうへと歩いてきたのを感じて思わず声を発してしまったのだよ」 彼はシルクハットの縁に手を掛け、クルリとこっちを向いたかと思えばそういって控えめに微笑んだ。 以上です！ アレンジやオリジナル性を加えてもらって構いません。 タイミングは、開始して音楽が聞こえてから始めてもらえればと思います。 BGM ad-lib piano BGM 冷華麺色 作 レーニャ http://nana-music.com/sounds/01aa1a57/ 作品イメージ ムジカ https://nana-music.com/users/3791550/ 台本 クルス #声劇 #朗読 #派生台本 #クルスオリジナル