【声劇台本】金盞花(きんせんか)【2人声劇】
朔夜: &和泉:
【声劇台本】金盞花(きんせんか)【2人声劇】
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「」=朔夜(さくや)
『』=和泉(いずみ)
尺きついと思います…。
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「…俺はお前に、家族を殺されたんだぞ」
『許してくれなんて思ってない、ただ俺は…!!』
「やめろよ…そんなことしたってもう紫乃が帰ってくることはないんだよ!
全部、お前のせいじゃないか!!」
『俺なんかが、生きていていいはずないんだ…』
「俺はお前を紫乃の仇としてずっと憎んできた。
でも本当は知ってたんだよ、お前は紫乃
を殺していない。むしろお前は…」
(前のセリフに若干被せて)『違う、紫乃は俺が殺した!
俺が、守れなかったから…紫乃は死んだんだよ!!!!
だから朔夜は、今まで通り俺を恨んでいればいいんだ…』
「和泉。ごめん、ごめんな…
紫乃が死んだ悲しみを誰のせいにすればいいかわかんなくて
全部お前にぶつけてた。俺は、弱かったんだ…」
『っ朔夜……げほっ、ごほっ』
「和泉!?おい、和泉!!!!!」
『さく、ごめ、んな……』
「おい、嘘だろ、頼むから……もう俺から奪わないでくれ……大切な家族なんだよ!!和泉!!!!
ひとりに、しないでくれ……」
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朔夜(19)、男。
妹の紫乃が死んだことの怒りを和泉に向けていた。紫乃が死ぬ間際、和泉は自分を守ろうとしたことを告げたため、和泉が殺していないことを知っていた。
和泉(18)、男。
不治の病を持っている。紫乃の恋人。2人ででかけている途中、何者かに襲われ、紫乃を守ろうとしたが、紫乃は死んでしまう。
紫乃(しの)、女。
朔夜の妹であり、和泉の恋人。
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#拍手返します (コラボして下さった方)
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