桜と泡沫と夢。 ▼ 声劇台本
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桜と泡沫と夢。 ▼ 声劇台本
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台詞 ▽
夢を見ていた。
桜が満開に咲いていて、
その下に君がいた。
心地いい風と、優しい桜の匂い。
君は安らかに眠っていて、
僕はそれを見てる事しか出来なかった。
近付いて触れてしまえば君が
消えてしまいそうで。
そこには何も無かったかのように、
泡のごとく消えていく。
でも違ったんだ、
ただ勇気が足りなかっただけ。
僕はこれ以上君を求めて、
もし幸せを掴めることになったとしても怖かった。
何故なら幸せは必ず終わりが来る。
…ってもう終わってるんだったね。
まだ実感がないんだ
でも後悔はこれっぽっちもしてないんだよ。
君の笑顔をあんなに貰った僕はきっと、″幸せ″だったから。
終わってしまった事を嘆いてもまた君に怒られてしまうから前を向くよ。
だけどどうか、
どうかまた夢の中でも構わないから、また会わせて。
愛しい君、ずっと僕の心の中に。
△
解釈はお任せします。
一人称の変更等、アレンジはご自由にどうぞ
素敵なアコギ、ピアノ演奏を
拝借させて頂きました。
なにか不都合があればご連絡ください。
#backnumber #ハッピーエンド
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