【声劇掛け合い】ルピア
サーシャ() 少年() 台本:せいらみう
【声劇掛け合い】ルピア
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こんな感じです→https://nana-music.com/sounds/02926a19/
~あらすじ~
昔、ある村に大嵐が襲った。
人々はこの災いを、神の使者『ルピア』の仕業であるとした。
そんな『ルピア』の娘、サーシャは、『ルピア』の2代目として自らの指名を背負いながら生きているが、実は本当の母は『ルピア』ではなく、サーシャは普通の平民だった。
そんなときにサーシャの前に現れたのは、謎の少年だった。彼もまた、神の使者なのだが、神の傲慢なやり方に不満を感じ、ただ1人神に逆らった人物でもある。
少年はなんとか村人達を守ろうとサーシャを止めようとし、彼女は一瞬揺らいだが、やはり自分は『ルピア』であると強く自覚する。
そして少年の懸命な制止も虚しく、サーシャは村を大嵐によって破壊してしまった…。
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水、風の音
サーシャ 「私は…神に選ばれし大魔導士…
(音消える)『ルピア』…」
音楽入る
サーシャ 「むかしむかし、この村に大嵐が襲いました。屋根は剥がれ、木々は複雑に重なり合って倒れました。人々はこの災いを、神の使者であると信じられてきた大魔道士の仕業だと、口々に言いました。」
サーシャ 「その大魔道士というのが、私の母です。」
少年 「君、もしかしてあの大魔道士の…」
サーシャ 「あなたは…」
鐘の音
音楽入る
少年 「サーシャ、帰ろう。もうこんなことはよすんだ。」
サーシャ 「嫌よ。これがお母様と神からの命令だもの。」
少年 「人々を見てごらんよ!君が傷つけているんだ。わかるだろう?」
サーシャ 「…そんなことわかってるわよ。」
少年 「目を覚ますんだ、サーシャ!君はそんな醜い人間じゃなかったはずだ!」
サーシャ 「人間…?ふっ、違うわ…。
私は大魔道士ルピアよ。」
少年 「っ…!?」
サーシャ 「さあ、下民ども!私が織り成す災いから逃げ惑うがいい!!」
少年 「サーシャ、よせ、やめるんだ!!」
サーシャ 「お黙り!!あなたも下民と共に消え去りなさい!!」
少年 「サーシャ……!!」
サーシャ 「神よ!!!全知全能のそのお力をお借りして、私がこの村に終止符を打ってみせましょう!!」
少年 「やめろおおおおおお!!!!!!」
鐘の音
サーシャ 「全ては神の仰せのままに」
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少年は性転換しても面白いんじゃないかなと思います\(^^)/
最後のセリフは時間が短いので、鐘の音と同時に喋った方がいいかもです。
前回の投稿から間が空いてしまいましたね(><)
投稿ペース遅めなのでご了承ください。
さて、今回初めて掛け合いに挑戦してみました。そして初めてストーリー性のある台本が出来上がりました…!
現在、週刊少年サンデーで連載中の漫画「マギ」を参考にさせていただきました。
なので結構、アラビアっぽい…どこかの民族っぽいBGMが使われております。
そして、尊敬する九重なゆ様の台本のように、ドキドキさせることのできる台本を目指して、今回はかなり音源編集頑張りました…。
でもストーリー構成とか編集の仕方とかは、オリジナリティに欠ける部分があったかなと思うので、そこは反省点ですね。
色々至らない部分もありますが、こんな台本で良ければ是非。
#声劇 #台本 #掛け合い #コラボ #せいらみう
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