夢現の仮想 エピソード6 CalamityReaper -災いの死神Ⅲ-
ゆーま
夢現の仮想 エピソード6 CalamityReaper -災いの死神Ⅲ-
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「私のコードは…ライト。」
「ライト、光か。なんで対なんだ?その、ピュアグーラギオン?ってなんだ?」
「まずピュアグーラギオンの説明からじゃ。ピュアグーラギオンとは単純に言えば純粋な属性じゃ。例えば火、水、雷とかそんな感じじゃ。」
「そうなのか。じゃあなぜ覚悟をしなきゃならないんだ?」
「ピュアグーラギオンはな、通常のプレイヤーとはいくつか違う点がある。1つ目は妖精が必ずつくこと。2つ目は2人が同時にダイブしないとピュアグーラギオンは誕生しないこと。3つ目はその2人の能力は対になることじゃ。これらのことから普通のプレイヤーから疎まれるんじゃ。」
「疎まれるだけか?もっとなんかこう…呪い的な感じじゃないのか?」
「イヤ、アルニハアル。ピュアグーラギオン八ピュアグーラギオンニコロサレルトソノノウリョクヲウバワレルンダ。」
「え?でも死んでるんだから別に盗られてももう関係ないじゃん。」
「ああ、確かにそうじゃな。それとな特殊なのはピュアグーラギオンだけじゃないんじゃ。」
「え?他にもあるの?」
「ハル…なんかもうごちゃごちゃになってきたよー。」
「んー、俺もギリギリ話についていってる程度だからな。」
「とりあえず説明するぞ。まずはダブルアビリティ。その名の通り2つ能力を持っている。そして悪魔憑き。これは他のなにかに変化できる。例えば龍とかじゃな。あとはさっきのセブンレジスタンスとかじゃな。」
「いっぱいあるんだね…私絶対覚えられない…ハル全部覚えといてね?」
「無茶言うなよ…」
「オイニンゲンイイモノヲクレテヤロウ。」
「え?急に?」
「アア、カナラズヤクニタツ。ストレージヲミテミロ。」
「ねぇー!!ハル強そうなの入ってるよー!!」
「え?あ、ほんとだ。死神のお守りか…効果は?」
「ジキニワカル。」
「またそれかよ。」
「ナンデモカンデモオシエタラオモシロクナイダロ?」
「それもそうだな。」
「マアトリアエズ、セントラルノオウにアッテコイ。ソレガタブンイチバンイイダロウ。」
「案内役に騙されて災いの死神とかと戦わされてなんとか勝ちましたー。これがその証拠ですっていってお守りを突き出せばいんだろ?」
「モノワカリがハヤクテタスカル。ソロソロジカンノヨウダ。ツヨクナッタラマタコイ。コンドハホンキデアイテヲシテヤル。」
「そう遠くないうちにな。いくぞユキ。」
「じゃあね死神さん!!…ねぇハル?王様に会ってどうするの?」
「どうするって…まず案内役が裏切ってセブンレジスタンスに殺された事を報告する。次に死神を倒した事を報告する。」
「ただ報告しにいくの?」
「いや、商談しにいく。」
「え?どういうこと?」
「手柄をもらうんだよ。mpごと貰うかそれとも家で貰うか。ただ家を建てるにしても6つの街のどこにも建てないけどな。」
「え?なんで?街に建てた方がいいんじゃないの?」
「ああ、確かにそうだな。だけどそれじゃダメなんだ。じゃあなんでセブンレジスタンスとかいうやつらが野放しになってんだ?」
「それは時期を見計らってやろうとしてんじゃないの?」
「その可能性もあるな。でも、王が手を出してないのもまた事実だ。そんな王の下にいる気はない。」
「なんでそんなにあれを倒すことに執着するの?」
「それは…皆が楽しく暮らせる様にとかそんな主人公が言うような理由じゃないんだ。ただお前を売るって言ったのが許せなくて。」
「えっ!?」
「もしかしたらもうそういう目にあった人がいるかもしんない。だから何もしない王が許せないという訳じゃないが嫌なんだ。なあ、街作ってさ、協力してくれ。」
「ハル、一回落ち着いて?1点しか見えなくなってるよ。」
「ああ、わかってる。でも、お前が…売られたら…いなくなったらって思うと…嫌なんだ。だからあいつらは倒さなきゃいけない。」
「わかったよハル。ただ危険だと判断したらすぐに退いてね?」
「わかってるよ。それじゃあセントラルいくか!!」
「うん!!」
to be continue…
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