【声劇朗読】二重人格

ゆずちゃ×貴方様のお名前

世の中は理不尽なことばかりだ。 私が悪いの？どうして？どうしてなの？ その理由は誰も教えてくれない。 それが世の中の常であり、 そういう風に世界は回っているからだ。 「ああああぁぁぁぁぁっ・・・！！」 叫んでも、もがき苦しんでも。 結局は救われない、報われないのだ。 「どうしてっ！！！！どうして！！！ 私が何をしたっていうの！？！？」 何もしていない。ただこの世に生を受け ただ、息をしていただけなのに。 「ああああああああああああ！！！！！ もういっそ私を殺してよ！！！！！！ 私を殺して・・・・っ。」 苦しい。苦しい。苦しい。 「・・・・・っ。どうしてっ・・ あああああああああああああ！！！！」 私の声は闇の中に消える。 答えが返ってくることは無い。 何故なら私以外の人は皆 死んでしまったからだ。 滴る赤い雫。 二度と開くことのない瞼。 あぁ、またこの繰り返しだ。 私はため息をつき右手に持つナイフを ギュッと握りしめた。 「・・あは。あはははは！！！！！！ これだからやめられないんだよねぇ！！」 ―――――――――――――――― 〇〇設定〇〇 むかしむかし。一人の少女がいました。 天使のようにその容姿は美しく 心優しい少女でした。 ですがどこの村に行っても 仲良くなった友達や住人、 少女以外皆死んでしまうのです。 少女は悲しみます。 自分の仲良くなった人たちは 皆死んでしまうからです。 でも少女は気付いていません。 自分の中にもう一人、自分がいて 全ての事は自分自身で 手を下していることに。 お久しぶりです( *´꒳`* ) 今回は二重人格の少女、という役柄です。 少女は自分が人を殺しているとは 思っていないのでとても苦しみます。 ですがもう一人の少女はすべてを知って その上で楽しんでいる、ということです。 少女→少年に変更OKです！ よければ使ってやってください(⑉• •⑉)❤︎ #ゆずちゃ #BGM #声劇 #台本 #朗読