【声劇】続・妖狐絵巻【二人用台本】
妖狐&子孫の子供()×陰陽師の子孫()
【声劇】続・妖狐絵巻【二人用台本】
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妖狐絵巻の反響がなかなか大きかったので、続編です
元編 妖狐絵巻↓
http://nana-music.com/sounds/0188f181/
一応二人用で、妖狐と子供は同じ人がやるのが良いかと思い配役しましたが、変えても問題ありません
ご自由にアレンジして下さい!
【妖狐が眠りにつかされてから幾年が過ぎたか…
その怒りに満ちた目が開いたのです
この世はまた、嫌悪の炎に巻かれてしまうのでしょうか
これは、ある絵巻の後日談…】
●→妖狐 ○→陰陽師の子孫 ▲→子孫の子供 ◎→全員
● 陰陽師…陰陽師…!(恨み)
○ はい…どちら様でしょうか
● 私は千年前、お前に封印された妖狐だ!
○ 妖狐…もしや私の遠い御先祖が封印したという…
● 何?…そうか…あいつはもう死んだか…この世はどうなった!?結局、我々はっ…
○ 落ち着いて!私の家はあの時から、無闇に妖を殺めるのではなく、共存出来るように考えてきたと教えられました
その結果、大半の妖は成仏し、残りの妖はいまでもこの山に住んでいます
本来の妖力は必要なくなり、衰えたそうですが
● …、そうか…それで妖気が無かったのか…
だが、人間なぞ所詮嘘を…!
○信じられないのは分かります
でも…誰だって争いはしたくない物です
これからは人間と妖…共に手を取り合って生きるのも良いじゃないかと、私達は考えていますよ
▲ お父さん、お客様?…あ、妖狐さんだー!こんにちはー!
● え?あ、ああ、こんにちは…
○ ほら…私達は、貴方達と友達になりたい
▲ 遊ぼー!妖狐さん!
● あ……
(優しく)………そう、だな、それも悪くないかもしれん
ふふ、私も落ちぶれたかのう
千年とは、長いものじゃ
○ それも一興、ですよ
◎(笑う)
前回から見ると急に妖狐さんが優しいですね(汗)
物語としては
人の独裁や嘘に嫌悪を抱いていた妖狐が、子供の無邪気な笑顔に心を動かされる
という感じです
使っていただければ幸いです!
他の声劇↓
http://nana-music.com/playlists/956909/
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