【 朗読台本 】宙に舞った愛しい影

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あの時､おまえの変化に俺が気づけていたら。おまえは今でも俺の隣で笑っていたのだろうか。 ずっと苦しかったよな…辛かったよな… 身体中に増え続ける痣､言葉の暴力､独りぼっちの空間。 クラスが違ったから気づけなかった…なんてただの口実に過ぎない。俺は世界で一番大切な人を守れなかった。 今でもあの時の光景が目に浮かぶ。涙を堪えながら俺にごめんと言って､宙に舞ったおまえの姿を。 なんでおまえが謝るんだよ…謝るのは俺だろ？どこにも､行かないでくれよ！ もう一度俺の隣で笑ってくれ…… ✄--------------- ｷ ﾘ ﾄ ﾘ ---------------✄ 皆さんこんにちは､郁春です 今回初の声劇台本を作らせていただきました 突然の彼女の死。助けられたかも知れない命。現実をまだ心の中では受け止めきれない少年のお話です。 #朗読台本 #声劇