【朗読台詞】夜明けの足音【声劇 台本】
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【朗読台詞】夜明けの足音【声劇 台本】
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いつの日か届くだろうか
スランプ中の宮園です。
今回も夜明けの話です。
早く梅雨明けませんかねぇ……
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夜明け前、風の音が聞こえる。
僕はそっと家を出た。
無人の街を歩けば自分が愚かに見えてくる。
この空は朝と夜、日と月があるけど、
僕にはそんな決まりはない。
所詮自由なんだ。
夜明けは典型的なくせに人々を魅了する。
僕にはそんなことはできない。
あぁ、愚か。
本当に愚か者だ。
…もし、世界の時が止まって、
朝が来ないままになってしまえば、
その闇は僕の醜い心も隠しますか?
あぁ、嫌いだ。
自分が、嫌になる。
水面が僕を笑うようで。
歪んだ鏡に自分が写っていて。
こんなにも朝焼けに魅了される自分が嫌になる。
(僕もいつの日か届くだろうか)
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BGMはあちぇろん様から
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