声劇【バケモノたちの怪奇事件】2話
盲蛇の舞編
声劇【バケモノたちの怪奇事件】2話
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☆バケモノたちの怪奇事件☆
ロンドンの街にある探偵事務所。
国から命令され、奇妙で奇怪な事件を解決するのが仲良し探偵事務所の仕事。
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【ウィル】
「うわぁー!!すっごいキレー!!!」
瞳を輝かせながら言うウィルに、ネヴィルが微笑みながら答える。
【ネヴィル】
「フフッ、そうだね、ウィル」
【アリス】
「違う…キレイじゃ…ない。
水…の、色」
水をすくいあげ、無表情のまま言う。
セイレーンの彼女にしかわからない、水の濁り。
ウィルがわからなくて当然なのだ。
【ウィル】
「えー?違うのー?」
首をかしげる。それに対し、アリスが頷く。
【アリス】
「…違う」
【エリック】
「…死臭もすげぇな」
エリックがこの湖で確実に事件があったことを表した。
【ウィル】
「うー、僕、それもわからなーい」
頬を膨らまし、少し不貞腐れる。
【リディア】
「しょうがないでしょ。
アリスはセイレーンだし、エリックはワーウルフなんだから」
それをフォローするリディア。
まぁ…フォローにはなっていないのだが。
【ウィル】
「むー、僕も一応犬系なんだけど…
ただちょいとお鼻が詰まってるだけなのにー」
【アラン】
「あの…、何、してるんですか?
そんなところで…」
木の影から怯えたように現れた彼女。
【ネヴィル】
「この町の人ですか?」
【アラン】
「え、えぇ。そうよ」
【ネヴィル】
「僕達、ロンドンから来た探偵なんですが…お尋ねしたいことがありまして…」
【アラン】
「じ、事件のことなら何も知りませんけど…」
吃るように言う。エリックはそれを見逃さず、少し威圧をかけるように話す。
【エリック】
「でーも、事件があったっていうことは知っている…。それだけでも知ってるなら充分なんだよ」
【アラン】
「……わかったわ。私達の家はこの湖から、すぐ近くなの。そこで…妹が帰ってくるまでなら協力するわ」
しぶしぶながらも了承した。
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【エリック】cv.しらいタキ
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【アリス】cv.れゆの
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【リディア】cv.香月
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【ネヴィル】【アラン】cv.ひよこまる
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【ウィル】cv.相楽りあ
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主催者:相楽りあ
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コメント
5件
- 火亂
- 長編声劇【バケモノたちの怪奇事件】
- 長編声劇【バケモノたちの怪奇事件】
- nagi面白かったです!声劇作る時の参考にさせていただけると嬉しいです(>_<)フォロー失礼しますm(_ _)m
- 火亂続きを楽しみに待ってます✨プレイリストに失礼します!