声劇台本「第４話〜八分の一の勇者と魔王サートーの闘い」

台本 aru-kai & 出演 あーたん

さあさあ、第４話です 二人目の仲間が登場します これはミンバリュの店員を熱演してくれたあーたん殿にお願いしました イケボ店員の末裔です(^-^) ここまでのお話の全てはこちらから http://nana-music.com/playlists/565255/ ーーーーーーーーーーーーーーーー ミンバリュの光が放たれる瞬間、俺のご先祖さんはそこにいた サートー… 人を虫ケラのように扱う、極悪非道の魔王… だが、アイツも本当は、どこにでもいる普通の女だったという ご先祖さんの仕事仲間だったヤツは、あの日、ご先祖さんからシナダシハイキの言い伝えを聞いた途端、突然怒り狂い、溢れ出すその憎悪の矛先を全世界へと向けた 責任を感じたご先祖さんは、それからもミンバリュにとどまり、サートーのそばに仕えた でもヤツの非道ぶりに耐えかね、命をかけてミンバリュから逃げ出した そして今ではこのエキウラ（駅裏）の断崖絶壁に、ひっそりと張り付くようにして、俺たちは暮らしている 決して誰にも見つかるな それがこの谷の掟だ だが、そんなところにある日、アイツらが現れた サートーに挑みゆく二人の旅人 バジル、アカネ 俺は長老に頼み込み、アイツらに着いていくことにした 俺の名はキナーゼ ミンバリュを知るテンイーン（店員）の末裔