[声劇コラボ台本] バッテリー3 (独白)
少年B( )
[声劇コラボ台本] バッテリー3 (独白)
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#声劇 #台本 #感動 #シリーズ #独白
~別れ~
今回は少年Bの独白部分となってます。
ご自由にお使い下さい(>_<)
病室に駆け込む。
「うそ、だろ・・・。なんで、なんで言ってくれなかったんだよっ」
そこには横たわるお前の姿があった。
病気だったなんて、俺はなにも聞いてない。
だってあのケンカした時だって、いつも通りだった。
なのにーーー。
こんなことなら、ケンカなんてしなかった。
あんな一方的に責めるようなことも、しなかった。それに、、、。
ーー絶交だなんて、言わなかった。
あの時のお前の傷付いたような顔を思い出す。
「ごめん。俺、ヒドイこと言ったし、お前をすごく傷付けた」
俺なんであんなこと言っちゃったんだろ。
いくら話しかけても、お前は起きない。
お前に始めに話しかけたのは俺だったよな。
『野球、しようぜ!』
昔の映像がよみがえる。
少し戸惑いながらも嬉しそうに笑うお前の顔を思い出す。
ーー俺はちゃんと覚えてるよ。
「なぁ、ごめん。絶交なんて、嘘だよ。長年一緒につるんできて、今さら絶交なんてできるかよっ。
なぁ、聞こえてないか?俺の声、お前に届いてないかな??
おきろよ、学校行かなきゃ、遅刻するとあの先生こえーぞ!
なあっ、なぁ・・・・・・・・・っ」
また一緒にキャッチボールしようぜ
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余談として(*´ω`*)
ここでの台詞にある「ーー俺はちゃんと覚えてるよ。」は、"バッテリー1"で少年Aが言った「ーー君はそんなこともう覚えてはいないだろうね。」との掛け合いになってます。
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