【朗読】首を締めているのは
作者▷鴉 朗読者▷
【朗読】首を締めているのは
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お久しぶりです、相変わらずの社畜っぷりに驚きです
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頑張らなきゃ、やらなきゃ…
毎日そう思って頑張ってきた。
仕事も家事も全部、職場のために、家族のためにと。
自分の時間を作らず、ただひたすら頑張ってきた。
友達から連絡来ても「忙しいから」と言って、誘いを断り続けた。
本当に忙しかった、休む暇もなく、動き続けた。
誘いを断り続けたら、友達から連絡が来なくなった。段々、疎遠になった。
自分が倒れた時、やっと気づいた。
自分は誰にも助けを求めなかった、自分の時間を作らず休息を取らなかった。
助けを求めようにも、周りには誰もいなかった。
…首を締めているのは自分だったと気づいた。
悩んでも、もうどうにもならなくて、私は静かに泣いた。
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