【一人声劇】2つの歪な忘却曲線【朗読台本】

あなたのお名前

台本です！女の子がやれるの少なかったので。ぜひ、やってくれると嬉しいです！こっちは台本にするつもりではなかったのですが皆様に誉めていただいてとってもうれしかったのです(._.)曲はあえて同じで。男の子と同時に見れますしねw 女の子目線です。 ーーーーーーーーーーーーーー 私は記憶障害だった。最初は物忘れ程度で済んでいたものも次第にひどくなって、私は自分の名前すら思い出せなくなった。 なにかあればポケットから取り出す。もう回復の見込めなかった私に母はそれだけを覚えさせた。 そんなある日、彼に出会った 君は私が望んだものを持っていた…… だけどそれを恨むどころか、君のおかげで楽しい日が続いた。 人生の中で一番笑えた時間だった。 でも、それも次の日には忘れていた。それよりご飯を落として怒られた記憶のほうが残っていた。 楽しい記憶ほど残らないものなんだ。 私はこれで死ぬんだとわかった。 今のは私の走馬灯。これから完全になくなる記憶。 きっと君にこれからできる恋人は好きを何回も言えるだろう、君の名前を呼べるだろう。 それじゃあ私は君に何も残せない。少しでも特別になりたくて……だから私は言ったんだ。 「あなた……誰？」と 最後に君と巡り会わせてくれてありがとう。 私はそうやって運命に感謝した。 ーーーーーーーーーーーー 彼女に僕はわからない 彼に私はわからない 見事にすれ違う悲しい話です。 ⚠削りきれてませんw文字つめつめなので、間を取りすぎると間に合いませんw よかったらぜひ、お願いします！