歌詞 イタリアの月 友部正人

作詞
友部正人
作曲
友部正人
君が雨の中を歩いているとき ぼくはその雨の中にはいれない 君が朝、出かけていくとき ぼくはその朝の中にいない 君が夜に口 ずさむ歌を ぼくは君のそばにいて聞けない ぼくにできるのはただ 君のいないところにいて歌うだけ 君が十一月に体験したことを ぼくは二月に体験できない 君がパキスタンで焼いた肌に ぼくはベッドでふれることができない 君が巻いた香ばしい葉に ぼくは火をつけることができない ぼくにできるのはただ 君のいないところにいて歌うだけ 君がやって来た君の道を ぼくがふりかえることはできない 君が切ったギターの弦を ぼくがはりかえることはできない 君が人指し指を切ったって ぼくの人指し指からは血が出ない ぼくにできるのはただ 君のいないところにいて歌うだけ 君の壁にかかった一枚の写真を ぼくは眺めることはできない 砂漠にたたずむ少女の瞳に 君の青い瞳が重なるとき 少女の瞳から涙があふれだす ぼくはイタリアの月を見上げてる ぼくにできるのはただ 悲しみのないところにいて歌うだけ ぼくにできるのはただ 悲しみのないところにいて歌うだけ ぼくにできるのはただ 悲しみのないところにいて歌うだけ
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