歌詞 メロウトロン クラムボン
作詞
110+195
作曲
310
一月の空から降りしきる粉雪
歩こう 僕のまちは一晩で息を飲むほどに
街路樹も自転車も純白を着込んで
きれい 僕のまちはこの冬一番の冷え込みで
ささやかに燃える体温 踏みしめるたび感じて
あたたかな僕の体温 澄みきったまちに溶けて
寒がりな君はきっと、今ごろ肩をちぢこませ
子猫みたいにそっと白い息を吐いている
灰色の空から降りつもる粉雪
歩こう 夏の終わりみんなで話し込んだ道
時計台もテレビ塔もぼんやりとかすんで
きれい 僕のまちは今夜強く吹雪くらしい
ささやかに燃える体温 踏みしめるたび感じて
あたたかな僕の体温、澄みきったまちに溶けて
寒がりな君はきっとマフラーに顔をうずめ
確かめるようにそっと白い季節を歩いてる
家路をいそぐ足あと 静まりかえる大通りで
またたく間冷める体温 立ちどまるたび感じて
あたたかにともる街灯 さみしげなまちに揺れて
寒がりな君はきっと降りしきる雪を見上げ
子供みたいにそっと白い頬を赤らめてる
ささやかに燃える体温 踏みしめるたび感じて
あたたかな僕の体温 冷えきったまちに溶けて
寒がりな君の体温 どうしても思い出せない
子供みたいにそっと季節のなかを歩いてる