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こちらはもしほぐ・らすほぐ非公式サウンドです。
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⌛️シエル・ティアグラス(cv.モブ)
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🫧 プシェ・C・ハーメルン(cv.モブ)
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💍オスカー・ウィルス(cv.サキ)
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玄関の扉を開くと、そこには一面の雪があった。
…シエルはあたりを見渡すが、どこにも人の姿はない。
彼は首を傾げ、扉を閉めた。
チャイムが鳴ったように感じたが、気のせいであっただろうか。不思議に思いながらも、彼はリビングへ戻る。
リビングでは、クリスマスパーティーの準備のため、小さな子供達が走り回っていた。机の上の大きな皿には豪華な七面鳥が盛り付けられ、温かなシチューの小皿なども揃って並んでいる。
扉の近くの背の低いツリーに、複数の子供達が思い思いの飾り付けをしている。そのうちの一人がクリスマスパーティーの飾り付けを一つ落としたので、シエルは腰を曲げてそれを拾ってやった。
「ありがとう、先生」
愛らしい笑顔でそう言った子供へ、強張った表情を少し和らげ、シエルは頷く。
…クリスマスパーティーに招待され、シエルは久々に自分の育った孤児院を訪れた。医者の仕事ばかりで疎遠になっていたが、孤児院は、院長のプシェが亡くなったあとも、変わらず暖かな雰囲気に包まれているようである。
子供たちの準備の邪魔にならないように、シエルは窓際へ近づいた。
少し曇った窓ガラスを軽く擦るが、外には人ひとりいそうにない。足跡の何もない真っ白な世界は、美しく、そして孤独であった。
「…もしかして、また僕を特別扱いしてくれたの」
オスカー、プシェ。
早くに逝ってしまった、二度と会えない二人。
彼らが答えを返してくれるはずもない。
しかし、真っ白な雪の中、佇む金髪の男女二人が、暖かな眼差しでこちらを見守っていたような気がして。
「…僕はもうプレゼントなんていらないよ」
…シエルは悲しげに、目を伏せた。
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⌛冷たい花びら 夜を切り裂く
⛪️私が摘んだ光をみんな束ねて
💍貴方の上に全部 🫧よろこびのように
💍🫧撒(ま)き散らしてあげたいだけ
⌛️わるいことをしたらきっと貴方が
怒ってくれると約束したよね
💍だからきっともう一度
私を見つけてくれるよね
💍🫧寂しいところに もういなくていいね
⛪️一人で 見上げた ⌛️花びらが散った
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#もしほぐ
#らすほぐ
#うぃざわnana一期生
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