
Liebestrank ‐リーベストランク-②グレーテ👘
グレーテ:お、来たねハンナ。久し振り。 グレーテ:いやいや、アタシも今来たところさ。気にしないでおくれ。 グレーテ:馬鹿だねぇ。こんな森の入り口で何を作れるってんだい?教えるのはアタシの家に着いてからだよ。 グレーテ:そんな良い家でも無いんだけどねぇ。ほら、行くよ。 グレーテ:適当に座ってておくれ。飲み物を用意するから。アプフェルショーレでいいかい?それともキバがいいかねぇ? グレーテ:ふふ、そうかい。じゃ、カプチーノにしようか。 グレーテ:ただのボロ家さ。でも、ありがとね。 グレーテ:そっちはカモミール。あっちのはペパーミント。 グレーテ:あっはっは、無い無い。そんな気色悪いものは使うのは、物語の魔女だけさ。 グレーテ:さ、魔女特製のカプチーノだ。お飲み。 グレーテ:美味しいかい? グレーテ:後払いでいいよ。ちゃんと作れなかったら払い損になるだろう? グレーテ:さて、それじゃ作り方を教える前にいくつか聞いておかなきゃいけないことがある。 グレーテ:ハンナの想い人…フィンだっけかねぇ?その子は何か特定の食べ物や飲み物を摂取して、体調を崩したことはあるかい? グレーテ:成る程ね。よし、分かった。それじゃ教えていこうか。 グレーテ:あっはっは、そんなかしこまる必要はないって。 グレーテ:さてさて、ハンナはアタシ特製の『リーベストランク』、ちゃんと意中の彼に飲ませたのかねぇ。 ま、いわゆる薬草茶なんだけどね。あっはっは。 惚れ薬なんて便利なもの、あるわけないさ。 それに、そんな物あったとしても…ねぇ? 惚れ薬で惚れさせても虚しいだけさね。 ふふ、次はどんな『リーベストランク』をあの子に教えてやろうか。楽しみだよ。
