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Liebestrank ‐リーベストランク-①グレーテ👘
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グレーテ:お嬢ちゃん、こんな山奥で何してんのさ? グレーテ:もう日が暮れるよ。森の中は暗くなるのも早い。さっさと帰りな。 グレーテ:山だけに、ってかい?まぁ、いい。着いておいで。 グレーテ:アンタ、いわゆる迷子なんだろ?送ってあげるから、着いてきな。 グレーテ:困った時はなんとやら、ってやつさ。アタシはグレーテ。アンタは? グレーテ:ハンナか。可愛い名前だね。うん、良い名前だ。 グレーテ:レディにカッコいいは無いんじゃないかい? グレーテ:魔女みたいで? グレーテ:アタシがもし本物の魔女だったらどうするんだい?こんなノコノコ着いて来て。取って喰われちまうかもよぉ? グレーテ:ふふ、そうかい。 グレーテ:そうだよ。ここから西に少し行くと、小さな湖があってね。その近くに住んでる。 グレーテ:うん?フィンってのはハンナの彼氏かい? グレーテ:まだ?…ははぁん、成る程ねぇ。 グレーテ:いやいや、何も。それで、フィンってのはどんな子なんだい? グレーテ:ベタ惚れなんだねぇ。で、いつ告白するんだい? グレーテ:良い男なんだろ?もたもたしてると、他所の女に盗られちまうかもよ? グレーテ:ハンナだってとっても可愛いじゃないか。自信持ちなよ。 グレーテ:高いよ、惚れ薬は。 グレーテ:子供の小遣い程度じゃ魔女お手製の惚れ薬は買えないねぇ。少なくともその五百倍はするよ。 グレーテ:ふふん、だったらどうする? グレーテ:そういうのは、しっかりとした信頼関係があってこそだろう?無理だね。 グレーテ:いや、会ったばかりだろうに。 グレーテ:あっはっは。そうかいそうかい。ま、私もハンナは良い子だと思ってるよ。 グレーテ:売るのは無理だ。が、代わりに作り方を教えてあげるよ。それでどうだい? グレーテ:あぁ、惚れ薬の作り方をアタシが教えてあげるよ。魔女のアタシが、ね? グレーテ:なりたいってんなら受け入れるのもヤブサカじゃないけどねぇ。別に弟子になる必要はないよ。 グレーテ:材料分くらいだからねぇ。おまけして16ユーロにしてあげよう。 グレーテ:やめとくかい? グレーテ:じゃ、次の日曜日で良いかい? グレーテ:そら、あとはこの道を真っ直ぐ行けば森の出口だ。気を付けてお帰り。 グレーテ:あぁ、待ってるよ。……さてさて、アタシも帰って惚れ薬の準備でもしようかね。

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