
少々お時間よろしいですか?こちら黄泉国現世課強制退去係です。
◯:あなた様 ◆:あなた様 ●:あなた様
*少々お時間よろしいですか?こちら黄泉国現世課強制退去係です。 ---------------- (電車接近アナウンス) ◯ あ〜、今日も疲れた…… ◆ 避けて!! ◯ ……え? (トン、と背中を押される。直後、電車が凄まじい勢いで通り過ぎる) ◯ ……え、今の……押したの誰? ● おお、ギリッギリ。間一髪、人間一名、ご生還〜。 ◯ ひっ!!?だ、誰!? (ホーム端に半透明の影が腰掛けている) ● あー、見えてんのか、オレ。じゃ、自己紹介は後でいっか。 …いやしかし、あのタイミングで声かけるとか、並の人間じゃ避けるの無理だろ〜? ◆(走って近づく) ……だからっ…私は言ったの!…あれは『引き寄せ』の術式が仕掛けられてるって。 ◯ え?え?どういうこと? ● んー、簡単に言うと『今日のアンタはめちゃくちゃ食べごろ』ってやつだな。 ◯ 食べごろ!?何の話!?仕事帰りなだけなんだけど! ◆ はぁ……あなた、今あちら側から覗かれてるの。しばらく離れない方がいいわ。 ● ほらな〜。こういう人間は大体「自覚なし」なんだよ。(◯を突く) ◯ ちょ、や、やめてよ…… ◆ でも、間に合ってよかった。私たちが来てなかったら、確実に ●(確実に〜に続くように) アイツらに魂だけ引っこ抜かれて……パクンだな。 ◯ んん…!? ◆ ともかく、あなたは今日からしばらく私達の監視対象。逃げても無駄だから覚悟して。 ◯ は!?なんで!? ● はいはい…質問は後で。まずはここから退避。まだ他の奴らが狙ってるからな。 ◆ そうね。じゃ、行きましょ。 ◯ え、ちょっと待ってぇぇぇ!!置いてかないで!! (3人が去る) ● ……やっぱこういう反応、面白いよなぁ〜。新鮮、新鮮。 ◆ からかわないで。……スカウト(これ)も仕事なんだから。 (電車通過音) ---------------- アドリブ歓迎 ---------------- 知らなくてもいい設定 ◯巻き込まれた一般人の主人公。のちに能力が開花するとかしないとか。 ◆護符使い。しっかり者のようで案外抜けてる。 ●軽口ばかりだが腕は超一流の妖。◆とは契約関係。 ---------------- 元になったお話 1人声劇『黄泉国現世課強制退去係』 https://nana-music.com/sounds/065ee040 BGM🎼 Time Capsule/SUNO AI <後日談> ◯ ……そんな事もありましたね。 ◆ あの頃は初々しかったなぁ〜。 今やビシバシ取り締まっちゃう敏腕職員になっちゃって。 ● はいはい、お喋りはそこまでにして。 そこのアナタ… ◯ 少々お時間よろしいですか? こちら黄泉国現世課強制退去係です。 ◆ おーっと、そこから動くなよ。 頭と胴がさよならしたいなら別だが? <終わり>
