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灰翼のバロック6:最終話
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*灰翼のバロック6:最終話 ---------------- すべての事件の裏にいたのは、 “正義の再定義”を掲げ、人間の選別を始めた天使長だった。 久堂とルシエルは、堕天の処刑官と対峙する。 ---------------- 🔸 久堂さん、伏せてっ! 🔹 ルシエル……! 🔸 ……大丈夫、私はこう見えても頑丈なんです。 それよりアイツの隙を見逃さないで下さい。 ◆ 人間の選別は完了しつつある。 祈りを持たぬ者、秩序を乱す者は罪に等しい。 🔹 選別だと? 誰が生きて、誰が死ぬかなんて勝手に決めるな……! ◆ 愚かなる人間よ。 天界の決定は絶対だ。 不必要な魂を刈り取るのは、進化のための調律。 🔶 正義の再定義?笑わせないで下さい。 ただ効率を優先して、弱者を切り捨てたいだけでしょう。 ◆ 悪魔が正義を語るか。 世界は変わったのだ。 今や天使こそが淘汰を担う者なり! 🔹 お前の背中の傷…… 粛清された天使がなぜ天使長の命令に? ◆ 我は自ら翼を捨てた。 天使の感情を捨て、合理性だけを残すために。 🔶 自分で翼を……? お前、あのバロックコードを聞いたな。 ◆ はっはっはっ…あの旋律は美しい。 怒りも悲しみも消えた。残ったのは正義のみ……! お前も消えろ、悪魔よ…!! 🔹 今だーー!! ◆ な……っ……! その欠片は……我の核……! ぐっ……正義……とは…… 選ぶ……こと……では……なかったのか……? (灰になって消える) 🔶 天使が正義を追いすぎて、悪魔の方が人間の味方になるなんて。 🔹 世界は変わったんだよ。 早く天使どもを黙らせないとな…… 🔸 えぇ、まだ多くの天使が残ってますからね。 ---------------- アドリブ歓迎 🔹久堂(くどう) 探偵(元警官) 数年前、天使による“聖域粛清事件”を捜査中に、警察上層部の圧力で真相を隠蔽された。 現在は人間と“異界存在”の両方を相手にした探偵業を営む。 ルシエルとはその事件をきっかけに出会い、奇妙なバディ関係を続けている。 🔸ルシエル(Luciel) 悪魔(元天使) 天界の“秩序”が暴走し、感情を持つ天使たちを次々と粛清していた時代。その中でルシエルは「人間を見捨てる天界のやり方」に背を向け、自ら堕天。 現在は久堂とともに人間界に潜む“天使犯罪”の痕跡を追っている。

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