金魚情事
🔶あなた様 🔷あなた様
*金魚情事 ---------------- 🔶 まぁ… お上手ね…ふふ 🔷 (水面に口を出す金魚 それが今の俺…) 🔶 私を上手に楽しませて そうね…特別な『ご褒美』を差し上げてよ? 🔷 (ああ…早く、早く…) 🔶 ん…あぁ…っ なんて飢えたフナのようなの… 優雅さの欠片もないのね もっと美しく泳げないのかしら…! 🔷 (っー…) 🔶 おや、この金魚は反抗的な目をするの うふふふ… 私はね、餌をねだって口をパクパクするだけの 金魚にしか興味がないの… 🔷 (そうだろうな 幼馴染だった俺の手足をもいだのは、 紛れもなくお前…) 🔶 最初に会ったその瞬間から あなたを私の金魚鉢に入れるって決めてたの きっと『交配』したら、 今まで以上に素晴らしい金魚が生まれるって あなたも…私を見てそう思ったんでしょ…? 🔷 (脳裏に浮かぶのは 黒いまなこが艶めき、 薄紅を引いた様な唇をハクハクとさせ、 頬を上気させた苦しそうな顔 金魚のおびれのような帯を ヒラヒラと、ヒラヒラと… 目が離せないでいた ああ…お前も俺と同じだったのか…) 🔶 『ご褒美』よ ね…『交配』しましょ 私があなたの望む見目麗しい金魚を産み落としてあげる 🔷 (そこに俺の未来はありはしない…) ---------------- ノロイ/ゆうり様 2年物の台本です。 醸されてて呪いみたいですね。
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