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志は風に抗わず【声劇台本】
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最近、五代友厚の小説を読みまして、 大阪に深くかかわった五代の話を書きたくなり、 自分なりの五代像で一つ書いてみました。 当然ながらフィクションです。   ・五代:五代友厚 (ごだいともあつ)             薩摩藩出身。実業家。大阪の経済発展に貢献。 ・中野:中野梧一 (なかのごいち)  初代山口県令。五代らと関西貿易会社を設立。 ・井上:井上馨  (いのうえかおる)  長州藩出身。明治政府の政治家。要職を歴任。 サンプル(駄馬セルフコラボ) https://nana-music.com/sounds/06d4088b -------------------------------------------------------------------- 中野 「……井上さんが、東京から通達を出しました。「民間の貿易組織に政府の承認なく通商権を認めるべからず」と。」 五代 「出ると思っていた。中央は、地方に“考える力”すら持たせたくないんだろう。」 中野 「彼らから見れば、大阪の商人が勝手に外国と商いを始めるなど、反乱に等しいのかもしれません。」 五代 「反乱?――結構じゃないか。なら、旗でも掲げてやろう。この町のために、堂々と“経済維新”を起こしてやる。」 中野 「五代さん……。井上さんは、長州の策士です。下手に逆らえば、大阪の資本ごと潰されかねませんよ。」 五代 「潰されて困るのは、あいつらのほうさ。この国の金と米を動かしてきたのは、江戸でも薩摩でもない。――大阪だ!」 中野 「それでも……彼らは“国家”の名を持ってます。私たちは、あくまで“商い”しか持っていない。」 五代 「違うぞ中野君。俺たちは“志”を持っている。貨幣じゃ買えぬ“志”が、ここに残ってるじゃないか。」 中野 「その志に巻き込まれて、キリキリと胃が燃えてる私も志士ですかね?」 五代 「当然だ。胃薬くらいは会社の経費で出してやる。……だが覚悟はいるぞ、中野君。この風は、嵐になる。」 中野 「ええ、それでも私は乗りますよ。風の向こうに、大阪の明日があるなら。」 #コラボ用 #コラボ募集 #コラボ歓迎 #コラボ用声劇 #駄馬の台本 #オリジナル #オリジナルソング #シンセ演奏 #シンセ伴奏 #1号伴奏 #1号BGM

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